瀬戸椿の会について
会長 田中 博晶
「椿」の花は昭和54年、市制50周年を記念し、「市の花」として制定されましが、平成18年(2006年)に「瀬戸市を日本一の椿の街にしよう」をスローガンに瀬戸盆栽会が中心になり「瀬戸椿の会」を発足いたしました。
設立の目的として、瀬戸市の花「椿」を介して、多くの組織や団体とのコラボレーションを図って、新しい文化を生み、瀬戸市各所に椿を植えて、市内外から多くの見学者を招き活性化を図ることを目的としています。発足まもなく記念として、深川神社をはじめとして瀬戸各所に椿苗を植樹しました。
また、瀬戸品野に2650㎡(800坪)「品野つばきの里」を開園、250種300本を植樹、現在では木も大きくなり、開花期には市内外から多数来園されています。
その後、瀬戸赤津雲興寺前の凧山町の山林(名鉄不動産所有)16.500㎡(約5千坪)【現在は33.000㎡・Ⅰ万坪】を無償で借り受け、二年掛けて荒れた山林を整備、当初は500種1.500本【現在は500種4.000本植樹】の椿苗を植樹、「瀬戸赤津・凧山つばきの森」としてオープンしました。
当時の瀬戸市長をはじめ、瀬戸市の要人を迎え盛大な開園式を行いました。この日は約600人の来場者があり、華々しい開園式でした。
「瀬戸赤津・凧山つばきの森」も本年は開園5周年を迎えましたが、開園2年目には園内に陶芸作家先生による陶器のオブジェを設置、「ギャラリー遊々」と命名して30数点の作品を展示、落ち着いた雰囲気を醸し出し、来園者の憩いの場として人気を集めています。
この「凧山つばきの森」では椿の花の最花期3月に「椿まつり」を開催、園内を椿一色で飾り付け、各イベントも行い、会期中は3000人の来場者で賑わっています。最近では県外からの来場者も見受けられています。
園内では、もみじ(400本)アジサイ(300株))など植樹、四季を通じて楽しんでいただける様、ご来場をお待ちしています。
この他、私ども椿の会として毎年、社会福祉法人「くわの実・まゆ」の身体障害施設に椿の苗育成を依頼し援助しています。
会員約200名がスローガンに賛同し、活動しています。これからも瀬戸市をはじめ、他の団体と協調しながら、併せて市民の皆様の協力を得て、市の花「椿」を育てていきたいと思います。
椿の会ホームページはこちらから
http://setotsubakinokai.web.fc2.com/