御祈祷を受けられるときの服装について
最近は、鳥居をくぐる前にきちんと一礼してから進まれる参拝者の姿をよく目にします。大変よいことだと思います。また、御祈祷を受けられるときの服装についても、よくお問合せをいただきます。
難しいことはありません。皆さんは、会社や誰かの御宅を訪問するときは、その方との関係や立場を考えて服装を選ばれることでしょう。神社でご祈祷を受けられる場合も、それと同様に、あるいはそれ以上に、神様に対して失礼のない服装に心配りをしましょう。
神様は私たちをお守り下さり、人よりもはるかに大きく尊い存在です。
神様の御恵に敬意や感謝の気持ちを表すには、どのような服装が適切であるかをお考えいただくことが大切です。
ご祈祷を受けられる場合は、華美にならず清潔な服装がよいでしょう。
特に、ジャージ、スエットなどの軽装、夏であれば、肌のあまりに露出した服装、短パン、Tシャツ、サンダル履きのようなくだけた格好は避けましょう。たとえば、心得のある方は、素足で出かけられていても靴下を持参され、殿内に上がるときに履かれます。これもさりげない心配りの一つでしょう。
基本としては、男性は上着、ネクタイ着用、女性はそれに準じる服装、例えばスーツ、ワンピースなどが望ましいですが、季節や体調に合わせて、ウォームビズやクールビズを取り入れてもよいでしょう。